お客様の声 サン・ライフでしかできないご葬儀があります。

安らかな表情のままで

2021.07.16 エンバーミングスタッフ

夫は真面目な性格で、学生時代に実家を離れて一人暮らしを経験していたため、身の回りのことは全て自分でできる人でした。大学に勤務していましたが仕事場にしていた伊豆の別荘へ籠ることも多く、資料執筆の傍ら、地元の方から借りた畑でサトイモ、ダイコン、ミニトマト、ジャガイモなどを育てて収穫。その野菜を使って、クリームシチューやおでんなどを手作りし、家族に振舞ってくれました。
まさに「晴耕雨読」を日常的に実践していた夫ですが、5年ほど前にがんの告知を受け、自宅での闘病生活が始まりました。元気な頃はお互いに空気のような存在でしたが、夫が体調を崩したのを契機に夫婦としての距離がグッと縮まり、会話も増えました。以前、主人の恩師のパーティーに2人揃って出席した際の私の着物姿を「似合っていたよ。さすがだね」と精一杯褒めてくれたりもしましたが、喜寿を1カ月後に控えた春の日、自宅で安らかに息を引き取りました。

 

サン・ライフへ葬儀をお願いした直接のきっかけは、夫が生前お世話になっていた往診クリニックのドクターからの紹介でした。また、自宅から近い場所にホールがあったため、知人の葬儀に会葬したこともあり、「ここなら大丈夫」という信頼感もありました。葬儀を依頼するにあたり、打ち合わせに来てくださったスタッフの平野さんは、夫を亡くしたばかりの私や高齢の母をとても気遣ってくださり、途中に休憩をはさんでくれるなど、私たちのペースに合わせた説明を心がけてくださいました。葬儀までの日取りが5日間ほど空いてしまったのですが、ドライアイスを使わずに夫の身体を衛生的に長期保全してくれるエンバーミングを行ってくださったおかげで、自宅でゆっくりとお別れすることができました。エンバーミングのことは最近、テレビなどで目にする機会もあり、そういう保全方法があるということは知っていたのですが、亡くなった時の安らかな表情のままで葬儀ができましたので、やって良かったと実感しています。

 

葬儀は母と2人の息子の4人で家族葬を行いましたが、貸切で利用することができ、コロナ禍でも安心して夫とお別れすることができました。担当スタッフの冨田さんは、細やかな配慮をしてくださるとても印象の良い女性でした。打ち合わせの際に、「ご主人の好きだったものは何でしたか?」と尋ねられたのですが、その時にお伝えしたホタテのお刺身がお通夜の夫の霊前へ供えられているのを見て感心。また、コーヒーを淹れるのは夫の担当だったとお話ししたことも覚えていてくれたんですね。好物だったミルク入りコーヒーも葬儀の朝に供えられており、さらに感激しました。当日参列できなかった遠方の親戚へ葬儀の様子を撮影したアルバムを送ることが出来、それを見た親戚も「いい葬儀だったことが伝わってきてよかった」ととても喜んでいました。

 

夫の葬儀に関わってくださったスタッフの皆さんに本当にお世話になりました。心から「ありがとう」の言葉を贈りたいと思います。

神奈川県相模原市在住 K様
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