スタッフ
24時間365日いつでも安心

0120-31-0169

  • お急ぎの方
  • ご相談のみも可
小田原式典総合ホール コラム
作成日:2020/05/22 最終更新日:2021/07/02

仁王像について

みなさん、こんにちは。小田原式典総合ホールの永田 彩乃です。

先日、近場ではありますがとあるお寺様へ
お参りに行った時に
出入口の門に立派な仁王像がありました。

仁王像
そういえば、仁王像ってなんのためにあるのでしょうか?
左の像と右の像は阿吽の口の形をしていますが、どういった意味があるのでしょうか?
みなさんは気になったことありませんか?

今回は仁王像に関して紹介します。

・仁王像とは
日本の寺院の門の左右に安置されている金剛力士の姿を現した像です。
 像容は上半身裸形で、筋骨隆々とし、阿形(あぎょう)像は怒りの表情を顕わにし、
 吽形(うんぎょう)像は怒りを内に秘めた表情に表しているものが多いです。
 金剛力士とは仏教の護法善神(ごほうぜんじん)である天部の一つです。
 護法善神とは仏教徒を守る神様のことです。
 もともとサンスクリット語では「仏敵(ぶってき)を退散させる武器を持つもの」と
 いう意味があります。

・左右の像の口の形の違いの意味は
開口の阿形像と、口を結んだ吽形像の2体を一対として
安置されているのが一般的です。
阿吽(あうん)とは仏教の真言の一つです。
古代インドのサンスクリット語の梵字では
a(阿)(あ)は全く妨げのない状態で口を大きく開いたときの音
m(吽)(うん)は口を完全に閉じたときの音
梵字の母字の配列では口を大きく開いたa(阿)から始まり、
口を完全に閉じたm(吽)で終わっており、
そこから「阿吽」は宇宙の始まりから終わりまでを表す言葉とされました。
そのため阿吽は宗教的な像にもとりいれられました。
口を開けた阿形と口を閉じ吽形を一対とした像は仁王像の他に
神社の狛犬や沖縄のシーサーにも見られます。

・仁王像の意味
上にも記しましたが、仏敵が寺院に入ってこないように
その侵入を防ぐために安置されています。
仏敵とは天魔・悪魔のことです。
お釈迦様の修行の邪魔をしようとしたマーラなどが有名です。
マーラは煩悩の化身です。
そういったものが入ってこないように目を光らせているわけですね。

いかがでしたでしょうか
今度から仁王像への見方が変わりますよね。
また、2体で一対が基本ですが一体で阿吽を現した像もあるそうです
興味深いですよね。

ご葬儀の時、お墓参りの時だけではなく
色々なお寺様へ行ってみるのも面白いと思います。

家族葬について、現在のお葬式形態についてなど
お問い合わせください。

お客様に安心してご利用いただけるよう
スタッフ一同感染予防対策をしておりますので、
どうぞ気兼ねなくご相談ください。

 

小田原式典総合ホールの詳細・お問い合わせはこちらから≫≫

小田原市の斎場・葬儀場を探す方はこちらから≫≫

小田原式典総合ホール 永田 彩乃

神奈川県と東京都に
107の利用可能斎場

ご希望の斎場をご覧いただけます。